入院の準備をしていて悩むのが荷物を入れるかばんの種類と大きさです。
ボストンバッグやリュックサック、スーツケースなど、どんなカバンにするか、そしてどの大きさがいいのか、入院の日数や荷物の量に応じて選ぶだけでなく病室の広さとも合わせて選ぶ必要があります。付き添いがいない場合や、体調が悪く介助が必要な場合、けがの場合は宅配便の利用も含めて検討しましょう。
入院の荷物を入れるかばん 量と大きさ スーツケースはあり?
入院の荷物を入れるかばん スーツケース・キャリーバッグはあり?
入院時のバッグとしてコロコロがついたスーツケース・キャリーバッグは禁止されていない限り「あり」です。ただし禁止されている場合もあるので入院案内はよく読みましょう。
車社会の地元の病院に入院した際にはキャリーケースを持ち込んでいる方は多くはありませんでしたが、電車やバスの移動が多い東京都内の大学病院の入院中にはスーツケースで荷物を持ってきて入院する方が多かったです。大きな鞄を2つ抱えて歩くよりはキャリーバッグ+持ち手に取り付けられる折り畳みバッグの方が移動が楽ですし、病院内の収納が少ない場合には収納としても使えます。
スーツケースごと盗難にあったケースもあるようなので鍵をかけられるものを用意してさらに自転車の鍵などを使用して床頭台のタオルかけなどに固定するのが安全です。私が入院した病院では床頭台と一緒に移動させられるコロ付きのものなら固定していいと言われましたが禁止されている場合もあるので確認してみてください。
退院時にはスーツケースごと宅急便で送ってしまえるのもメリットです。
問題は大きさです。
どれだけ入院日数が長くても大きなスーツケースは病室にあると邪魔なので、持ち帰ってくれる家族がいない場合は機内持ち込みサイズ・二泊三日の国内旅行サイズを目安に選んでください。入院時のスーツケースの選び方としては、トップオープンやフロントオープンなど広げなくても荷物の出し入れができる場所があるスーツケースを選ぶと便利です。
置き場としてはベッドと床頭台の間や床頭台の前に置いている方が多いです。
ベッドの下には決して置いてはいけません。
本当に持ち込んでいいの?と不安な方は病棟に電話して確認するのが確実。それから平日の9時~11時ごろに入院する病院の入院受付に行ってみると他の患者さんの荷物の量やバッグの種類を確認できるので外来ついでに寄ってみてください。
入院の荷物を入れるかばん 入院日数と量と大きさ
一泊二日・二泊三日程度のの検査入院ならボストンバッグや大きなトートバッグで十分です。
一泊二日なら暇つぶしグッズもいりませんし、着いたら病衣に着替えて帰りは着てきた服で帰ればOK。病院で入浴する必要がなければタオルも不要ということでかなり荷物を減らすことができます。ティッシュなどの消耗品もポケットティッシュにするなど必要量だけをまとめましょう。
二泊三日~三泊四日程度なら病衣とタオルのレンタルを利用しても2000円もしないくらいの病院が多いのでレンタルがあれば利用するのがおすすめです。
これ以上の日数の入院なら機内持ち込みサイズくらいのスーツケース(キャリーバッグ)が便利です。
このくらいになると入浴グッズやタオルなど荷物が増えるのでボックスティッシュなど日用品は病院の売店で現地調達するのがおすすめ。
荷物の量は入院時の付き添いがいない場合はスーツケース1つとスーツケースの持ち手に固定できる折り畳みバッグ1つくらいにまとめると移動が楽です。
お見舞いに来てくれる家族がいる場合は荷物を追加・入れ替えする前提でお見舞いの頻度に合わせた日数分の荷物を用意しましょう。